


カンナちゃんの友人が勘違いするのも無理はありません。なぜならCBDとヘンプシードオイルは、どちらも原材料が“大麻”だからです。ですが、CBDとヘンプシードオイルには決定的な違いがあるという事をご存知でしょうか?このページでは違いや、気になる効果などについてご紹介しています。
Contents
そもそも、ヘンプシードオイルって?

ヘンプシードオイルとは
上記でも軽く触れていますが、ヘンプシードオイルは大麻から抽出されるオイルです。大麻と聞くと、犯罪!危険!と身構えてしまいますが、違法成分であるTHCが含まれていない種の部分から抽出している為、合法かつ安全に使用することができます。
ヘンプシードオイルは脂肪酸バランスが良い!
ヘンプシードオイルの特徴として、脂肪酸バランスが良いという事が挙げられます。オメガ3/オメガ6 と、2つの脂肪酸が含まれているのですが、2つの脂肪酸バランスが非常に良いという事で、一時期注目を集めました。
必須脂肪酸であるオメガ3/オメガ6が、1:3の割合で含まれており、このバランスは健康体の皮膚細胞脂質に最も近いと言われています。

希少価値の高いγリノレン酸が含まれている
γリノレン酸と聞いてもピンとくる人は少ないでしょう。実は希少価値が高い脂肪酸の一つなんです。数ある脂肪酸の中でも、最も細胞膜に入り込みやすいと言われており、水分乾燥を防ぐだけでなく、保湿や弾力性の向上に効果がある成分なのです。
γリノレン酸はアンチエイジングや、女性の美肌作りに必要不可欠だと言われている程の脂肪酸なんですよ。
ヘンプシードオイルはどういう場面で使われている?
ではヘンプシードオイルはどのような場所で使用されているのでしょうか?
主に食用油として用いられている!
ヘンプシードオイルは脂肪酸バランスの良さから、食用として用いられていることが多いです。身体の内側から綺麗になりたい健康意識の高い人からは、多く人気を集めているそう。オリーブオイルよりも癖がないという意見も多く、取り入れやすいオイルだと言えるでしょう。
シャンプーやせっけんなどの日用品
高い保湿性と吸水性から、せっけんやシャンプーなどの肌に直接かかわるものに含まれていることも多いです。浸透力があるので、ケアアイテムが効果を発揮しやすいと言われています。
プラスティックや燃料にも…
ビニール袋やペットボトル製品などにも、ヘンプシードオイルを原料にすることができます。石油商品と入れ替えることで、廃棄問題の解決に繋がると考えられており、大麻油は環境にやさしいとされています。
CBDってなに?どんな効果があるの?

CBD/カンナビジオールってなに?
CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、アサ科の植物に含まれる植物性カンナビノイドという化学物質の一種です。
カンナビノイドには100を超える種類がありますが、CBDはこの数多くあるカンナビノイド成分の中で、最も薬理効果を期待されている成分なんです。 このCBDを超臨界二酸化炭素法などを用いて産業用大麻(ヘンプ)から安全に抽出し、飲料可能に加工したものがCBDオイルです。
エイドカンナビノイドシステムとは
健康に生きていくために私たちの身体の中には、エンド・カンナビノイド・システムという身体調節機能が備わっています。
エンド・カンナビノイド・システムは食欲、痛み、免疫、感情、運動、発達・老化、神経保護と認知記憶などを司り、細胞間のコミュニケーション活動を支えています。
そのため、エンド・カンナビノイド・システム の働きが乱れると、病気になったり心身に不調が現れます。
CBDはカンナビノイドシステムを正常化させる
CBDは 心身調節機能を司る「エンド・カンナビノイド・システム」を活性化する効果があるとされ、神経細胞を正常に保つ効果を持つといわれています。
身体の調節機能そのものに働きかけるため、多種多様な効果をもたらすという訳ですね。
CBDをリラックス目的で使用するひとが続出!

もともと医療効果にスポットライトが当たっていたCBDですが、近年ではそのリラックス作用にハマる人が続出しているとの事。CBDは自律神経を整えてくれるため、深いリラックス効果を得られるんです。
CBDは雑誌でも取り上げられる人気ぶり。



CBD入りのドリンクが発売される?ファミリーマートもCBDに注目!

なんと3月にCBDドリンクがファミリーマートから発売されるそう!リラックスドリンクとしての販売が予定されているようですね。CBDは配合される含有量で効果に変化があるため、どのくらいCBDが配合されるのかに注目が集まっているそう。

ヘンプシードオイルとCBDの違いって?


CBDの含有量が違う
ヘンプシードオイルにも少なからずCBDが含有されています。同じ原料から抽出しているのですから、当たり前といえば当たり前ですね。
通常CBDは含有量が20%前後だと言われていますが、ヘンプシードオイルは3%程度なんだそうです。
含有量の違いには抽出法の違いが大きく関わっています。CBDは二酸化炭素抽出法という手法で大麻草からCBDを抽出しています。成分を守り、CBDの効果を理想的に引き出すためにこの手法が用いられているのですが、ヘンプシードオイルは単純な冷却圧縮で行われています。
手間がかからない分、ヘンプシードオイルに含有されているCBDは量が少なく、身体の諸症状が治るといった医学的効果は存在していません。これがCBDオイルとヘンプシードオイルの決定的な違いだと言えるでしょう。
CBDは医療分野で高い効果を発揮すると言われている

CBDが効果的だと言われている病気一覧
・ガン ・てんかん ・喘息 ・痴呆抑制 ・抗うつ作用 ・アルツハイマー病 ・パーキンソン病 ・関節リウマチ ・精神障害 ・吐き気の軽減 ・食欲増進 ・鎮痛効果 ・熟睡効果 ・炎症軽減 ・ストレス、不安の軽減 ・脳疾患 ・進行性HIV ・睡眠障害・不眠症 などなど… |
これらはCBDに見込まれている医療効果のほんの一例です。一つの症状に特化された薬なら無数に存在しますが、複数の症状に有効性があるのはCBDだけだと言えるでしょう。
さらにCBDには健康を害する副作用が未だに認められていません。安全に病気を治す可能性があるため、今後の医療の進歩に欠かせない成分として注目を集めています。

あの芸能人も?藤原紀香がCBDを使用しているという噂…

誰もが知っている女優である藤原紀香さん。なんと彼女は2015年からCBDを愛用しているそう…!CBDが話題になってきたのはほんの最近。4年も前から目を付けていたのか!と驚かされましたが、どうやらこの噂は、拡大解釈だったようですね。
藤原紀香はヘンプシードオイルを使っている
藤原紀香さんのブログによると、彼女はCBDオイルではなくヘンプシードオイルを食生活に取り入れているという事が分かりました。サラダのドレッシングにしたり、お粥などの料理に用いているそう。
CBDが配合されている為、間違いではないけれど…?
上記でも説明したように、ヘンプシードオイルにもCBDは少なからず含まれています。
藤原紀香はヘンプシードオイルを使用している=少なからずCBDオイルを使用している
CBDブームに便乗したメディアが、話題性ほしさに無理やりこじつけたという所でしょうか。

結局、ヘンプシードオイルとCBD、どちらがおすすめなの?
両者の違いを知り、自分に合った方を選択しよう


ヘンプシードオイルがオススメな人
- 美容に興味がある人
- 食事で内側から綺麗になりたい人
- できるだけ安価に取り入れたい人
CBDがオススメな人
- 美容・健康に興味がある人
- 深いリラックス効果を期待する人
- 病気や疾患を改善したい人
- 生活習慣やリズムを整えたい人
海外ではCBDに関心が高まっている
海外ではヘンプシードオイルよりもCBDに関心が高まっています。医療大麻としての価値はもちろん、美容目的で使用する人が断然多いんだとか。
世界的歌手、マンディ・ムーアも使ってる!

世界的に有名な歌手であるマンディ・ムーアさんは、ゴールデングローブ賞に出席する際、長時間ヒールを着用していました。その際、彼女はむくみ予防・鎮痛効果を期待してCBDオイルを使用したそうです。
ショーの前日に彼女はこう語っています。
「今年はスタイリストが勧めてくれたので、足にCBDオイルを塗るわ。彼女に麻酔クリームのようなものはないかと聞いたら、『ないけれど、ロード・ジョーンズのCBDオイルを試してみて』と言ってくれたのよ。だから今夜は楽しみ!今年は浮いているように歩けるかもしれないわ」
https://coco-sinsere.com/?p=3220
地上に舞い降りた天使♡ヴィクシーモデルも愛用中!

さらに、ヴィクシーモデルとして有名なアレッサンドラ・アンブロジオさんはショーの前日には必ず8時間の睡眠と、CBDを用いているそうです。緊張感の緩和と心身共にリラックスさせることが目的だそう。
日常的にトレーニングを行っている彼女たちは、美容健康への意識が非常に高いことでも有名。ヴィクシーモデルが愛用中となると、CBDへの効果にも期待が高まりますね。
CBDは様々なタイプがあるので、選択肢が豊富
CBDには様々な種類が存在します。大きく分けてオイル、カプセル、電子タバコなどに分類することができ、使用目的に合わせて選択肢が多いというのも嬉しいポイントでしょう。
自身にはどのタイプがあっているのか?正しい使い方はどういうものか?これらをきちんと知る事が大切だと言えます。CBDの選び方、種類についてまとめていますので良ければ参考にしてみて下さいね。