

春ってぽかぽか陽気で大好きだけど、花粉が飛ぶから毎年大変だよ~

毎年春になると多くの人を悩ます花粉症。
くしゃみ・鼻水が止まらないと日常生活にも支障が出てしまいますよね。
花粉症対策として、マスクをしたり、処方薬・市販薬を飲んで対処している方も多いと思います。
しかし近年、新たな花粉症の治療法として注目されている”ある成分”があること、ご存知でしたか?
その”ある成分”とは、「CBD(カンナビジオール)」。
このページでは、CBDオイルがもたらす花粉症治療の効果や、症状を改善するメカニズムについてご紹介します。CBDオイルが花粉症の新たな治療法となるかもしれませんよ!
Contents
CBDが花粉症改善に効果があるらしい

CBD(カンナビジオール)とは
CBD(カンナビジオール)は大麻草由来の有効成分のこと。
リラックス効果や美容への効果だけでなく、細胞の活性化が期待できるとされ、海外ではアメリカを中心に様々な疾患への効果が研究されています。
CBDの効果や副作用については以下の記事で詳しく説明しています。
CBDは花粉症を治す新治療法になるか?
CBDが花粉症に効果がある理由として、以下の2つの点が挙げられます。
①エンド・カンナビノイド・システムを活性化する
②身体の炎症を抑える(抗炎症作用)
それぞれを詳しく見ていきましょう。
CBDはエンド・カンナビノイド・システムを活性化させる
CBDは、私たちの体内にある「エンド・カンナビノイド・システム」という身体調節機能を活性させる力があります。
エンド・カンナビノイド・システムは食欲、痛み、免疫、感情、運動、発達・老化、神経保護と認知記憶などを司り、細胞間のコミュニケーション活動を支えています。
そのため、エンド・カンナビノイド・システム の働きが乱れると、病気になったり心身に不調が現れます。
CBDには抗炎症作用がある
CBDには身体の炎症を抑える「抗炎症作用」があることが複数の研究で明らかになっています。
花粉症は目・鼻・喉・肌などに炎症が起きるため、身体の炎症を抑制する効果があるCBDは有効であるといえます。
そもそも花粉症ってなに?どんな症状があるの?


鼻水も出るし、最初は風邪ひいたのかと思ったもん。

具体的に花粉症の症状にはどんなものがあるのかをご紹介します。
花粉症とは?こんな症状が出たら花粉症の可能性大!
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって「くしゃみ」「鼻水」などのアレルギー症状を引き起こす病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれています。
【あなたは大丈夫?】こんな症状があれば花粉症!
☑鼻水が水のようにサラサラしている、鼻が詰まる
☑目のかゆみ・充血
☑くしゃみが連続して出る
☑のどのかゆみ・イガイガする
スギ・ヒノキ花粉の飛散時期
関東地方では、2月ごろからスギ花粉の飛散がはじまって、4月下旬に飛散が少なくなります。
そしてヒノキ花粉の飛散がはじまり、5月末ごろまで続きます。
花粉症に苦しむ人は年々増加している!
花粉症というと今や国民病と言われていますが、実は意外なことに、花粉症は戦後に初めて報告された新しい病気なんです。
日本では1960年代からわずか40年間で花粉症(特にスギ花粉症)が激増しました。
平成18年に実施された都内(島しょ地区を除く)での調査では、スギ花粉症推定有病率は28.8%で、都民の3.5人に1人がスギ花粉症であることが分かりました。

グラフからも分かる通り、 花粉の推定有病率は昭和60年前後や平成8年度と比べると、調査を重ねるごとに増加しています。
花粉症になる人とならない人の違いって?花粉症が増えた原因は?

花粉症になりやすいのは「アレルギー体質」の人!
花粉症になりやすいのは「アレルギー体質の人」だといわれています。
過去に喘息など、アレルギー疾患にかかったことがある人や、家族にアレルギー疾患の人がいる人は花粉症になりやすいといわれています。
なぜかというと、一般にアレルギー体質の人は免疫のバランスに偏りがあり、体内への異物(アレルゲン)の侵入に対して過剰な反応を示す傾向があるからです。
こういった体質には遺伝的素因が強く関係しています。
とはいえ、現代人は全般的にアレルギー体質になりつつあります。具体的な原因は以下の4つです。
花粉症増加の原因①:スギ花粉の増加
戦後に大量植林されたスギが伐採されずに残り、開花適齢期を迎えています。
さらに、地球温暖化の影響も受け、春のスギ花粉飛散量が増えています。
花粉症増加の原因②:排気ガス、大気汚染
排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子が体内の抗体を生成しやすくし、花粉症の発症を促進します。また、舗装道路の増加によって一度地面に落ちた花粉が再び舞い散ることも原因として考えられます。
花粉症増加の原因③:食の変化・不規則な生活
高タンパクや高脂肪の食生活を続けていたり、不規則な生活リズムやストレスの多い生活なども、アレルギーが起こりやすくなります。
花粉症増加の原因④:住宅環境の変化
住宅やオフィスの近代化によって、通気性の少ないダニ・カビの温床をつくり、アレルギーが起こりやすくなっています。
また反対に、生活・衛生面が向上したことによって幼少時の寄生虫・細菌感染が減少し、外界の異物(アレルゲン)に対する過敏性が強まっていることも原因として挙げられます。
アレルギー性鼻炎にはどんな種類があるの?

アレルギー性鼻炎には原因物質(アレルゲン)の種類によって2つに分類されます。
季節性アレルギー性鼻炎(=花粉症)
原因となる花粉の飛ぶ季節にだけ症状があることが特徴です。
日本では、約60種類の植物が花粉症を引き起こすと報告されています。
【主なアレルゲン】
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、シラカンバなど。
【主な症状】
・鼻の症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり
・目の症状:目のかゆみ、涙目、充血
・その他の症状:のどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさなど
なお、シラカンバ、ハンノキ、イネ科花粉症などの人が、特定の果物や野菜を食べると、口の中がかゆくなり、腫れたりする「口腔アレルギー症候群」という症状もあります。
通年性アレルギー性鼻炎
アレルゲンが一年中あるので、症状も一年中あります。主な症状は季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)とほぼ同じです。
【主なアレルゲン】
ダニ、ハウスダスト(ちり・ほこり)、ゴキブリなどの昆虫、ペットの毛・フケなど


花粉症になるメカニズムって?身体の中では何が起きてるの?

花粉症はスギやヒノキなどの花粉が原因となるアレルギー性の病気です。
では、なぜ花粉症になるのでしょうか。花粉症になるメカニズムをみていきましょう。
【花粉症になるメカニズム】
① 花粉が目や鼻から侵入
② リンパ球が花粉を侵入者と認識
③ リンパ球が抗体を作る
④ lgE抗体が肥満細胞にくっつく
⑤ 再び花粉が侵入
⑥ 化学物質(ヒスタミンなど)が分泌される
=結果、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・目の充血・涙目になる。
花粉という異物(アレルゲン) が体内に侵入し、体がそれを”排除するもの”と認識すると抗体を作ります。
抗体ができた後に再び花粉が体内に入ると、 ヒスタミンなどの化学物質が分泌され、花粉を体の外に追い出そうとします。
その結果、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・涙という症状が出て、花粉を吹き飛ばしたり、侵入を防ごうとするのです。
花粉症は突然発症する!

花粉症は「今までも去年も症状が出なかったから、今年も大丈夫」という保障はありません。
花粉症になるメカニズムでお伝えしたとおり、花粉を吸うと体内にIgE抗体が生まれ、その量がある水準を超えると花粉症になります。
”ある水準”を超えるまでに要する期間は、小さい頃から吸い統けて20~30年といわれており、青壮年の働き盛りの方が突然発症するのはこのため。
つまり、今まで花粉症には無縁だったという方でも、花粉が飛散する季節は注意が必要なのです。
花粉症で生産性が3割低下する!

花粉症の症状によって日常生活で困ることをランキングにしてみました。
花粉症で苦しむ方には思わず納得の結果なハズ。
1位:目や鼻が気になって仕事や家事に集中できない
2位:倦怠感やだるさを感じ、やる気が出なくなる
3位:夜に眠れず寝不足になる
4位:診察費や対策アイテム費など、お金がかかる
5位:症状が酷くなって、外出するのをためらう
花粉症の症状にはくしゃみ・鼻水、目のかゆみなどがありますが、それによって日常生活にも支障が出てしまうことが分かりますね。
事実、花粉症によって生産性が3割低下するという調査結果も発表されています。
花粉症で約3000億円の経済的ダメージ
第一生命経済研究所では、花粉症が原因で外出を控えることによって個人消費が約7500億円減少するとの試算を発表しています。
また、2000年に科学技術庁が発表した調査によると、医療費や労働効率の低下による経済的損失は約2860億円というデータもあります。
つまり、現在2000年当時よりも患者が増えていることを考えると、花粉症による経済的ダメージは3000億円を超えている可能性もあるというわけです。


国民の4人に1人は花粉症といわれていますし、必然的に経済的損失も大きくなりますね。
花粉症を治すには?

花粉症を治すには、どうしたらいいのでしょうか?
一般的に花粉症に有効といわれている方法は以下の3つです。
①抗アレルギー薬を服用する(処方薬・市販薬)
②体質・食生活改善
③花粉を体内に入れない
具体的にはどうしたらいいのか下記にて詳しく見ていきましょう。
①抗アレルギー薬を服用(処方薬・市販薬)
薬局やドラッグストアで市販されている飲み薬は、第1世代の抗ヒスタミン薬や初期の第2世代を中心にいくつかの薬剤が組み合わされた複合薬が多くなっています。
一方、医療機関で処方される薬は第2世代抗ヒスタミン薬のより新しいものが主流です。
花粉症の症状は人それぞれ異なるので、まずは病院で自分の症状を医師に相談してみてください。
自分に合わない薬の場合、花粉症の症状が改善しないばかりか、副作用の「眠気」や「だるさ」が生じる場合があるので注意が必要です。
②体質・食生活改善
脂っこい食べ物は控えるなど、食生活を改善することも花粉症改善につながります。
最近、花粉症に効果がある食品として真っ先に思い浮かぶのは「ヨーグルト」という方も多いはず。ヨーグルトは腸内細菌を変化させると体内の環境がアレルギーを抑えるようになると考えられています。
しかし、ヨーグルトを毎日食べるブルガリアの人でもアレルギーの病気はありますので、花粉症を完全に治すことは難しいかもしれませんし、実際の効果の程度は不明です。
③花粉を体内に入れない
花粉を体内に入れないことも花粉症対策になります。
・マスク・メガネをつける
・空気清浄機を利用する
・ 洗濯物は部屋干しして、窓は極力開けない
・ スギ、ヒノキが多く飛散する地域を避ける
しかし、日常生活を送る上で避けられない場面も多く難しいところです。
花粉症を完治させることは可能なの?
現在、花粉症を完治させる治療法は「減感作療法(抗原特異的免疫療法)」だけです。
「減感作療法」は、 自分の体にとって、アレルギーの原因となっている物質の抗原成分を抽出した治療用エキスを週に1-2回の頻度で少量から徐々に投与量を増やしていく治療法です。
種類としては、皮下注射を数日おきに行う皮下免疫療法、舌下に薬液や錠剤を毎日置く舌下免疫療法、アレルギーのある食物を少量ずつ摂取していく経口免疫療法があります。
しかし、現在の治療法では完治する率は決して高くありませんし、また副作用の問題や治療に長い期間がかかるため、現在も新しい減感作療法の研究が進められています。

完治を目指して「減感作療法」しようにも副作用が心配だし、通院する時間もないよなあ…

CBDで花粉症を治療するメリット

CBDは薬と違って副作用がない
CBDは自然でナチュラルな成分なので薬と違って副作用がありません。
薬であれば副作用の眠気などで日中ボーっとすることもあるかと思いますが、その点CBDなら安心です。
病院に通う必要がない
抗アレルギー薬を病院で処方してもらう場合、時間を作って病院に行く必要があります。
また、多くの病院では抗アレルギー薬の処方は最大でも1ヵ月分が限度。しかしスギ花粉の飛散時期は2月ごろ~4月下旬まで続くので、とても足りませんよね。
そのため、花粉の時期には数回病院に通う必要があり、そのたびに診察料がかかります。
なお、個人差はあるものの、3割負担の場合は初診で検査を行うには約6000円がかかります(ただし、特定機能病院の場合は、さらに加算)。
次の診療からは、毎回再診料などがあり、薬剤(経口薬、点鼻薬、点眼薬など)を2ヶ月使用し、それでワンシーズン6000円程度になります。
つまり、重症度により異なりますが、初めての年ではトータルで12000円から17000円程度、次の年からは(再診扱いで追加検査を行わない場合)7000円から12000円程度の負担がかかります。
CBDオイルなら製品にもよりますが1瓶あればワンシーズンまかなえるのでかなり手軽といえそうです。
花粉によって起こる肌荒れにも効果を発揮
花粉症になると鼻をよくかむので、鼻の下ってよく荒れますよね。また、花粉の刺激によって、頬などが荒れることも。
そんなときはCBDオイル(スキンケアタイプもあります)を患部に塗るのがオススメです。
CBDには抗炎症作用と抗酸化作用だけでなく、高い保湿力があるので、皮膚疾患にも効果があるといわれています。
また、アトピーや肌のかゆみの改善だけではなく、リラクゼーション効果もあるので花粉症のストレスを解消する効果も期待できます。
CBDは継続して摂取するのがオススメ!

CBDの効果には個人差があり「誰でも絶対効果がある!」とは言い切れません。
そのため効果が少ないと感じる方もいるようです。
ただ、CBDは継続して利用して体内にとどめた方がより効果を実感できるようです。
「1回使ってみたけど効果がなかった」と諦めずに、1ヵ月といった一定期間摂取し続けるのがオススメです。
CBD製品には低濃度・高濃度などがあるので、自分に合った製品を選ぶことで花粉症の症状を改善できます。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
CBDが持つ、
①エンド・カンナビノイド・システムを活性化する
②身体の炎症を抑える(抗炎症作用)
という効果によって花粉症の症状緩和が期待できることがお分かりいただけたかと思います。CBDで花粉症を緩和できれば、薬の副作用に悩むこともなくなりますね。
また、花粉症にともなう肌荒れ改善にも効果が期待できるのもCBDのメリットです。
CBD製品にはさまざまな種類があり、「オイルタイプ(チンキタイプ)」「カプセルタイプ」「スキンケアタイプ」などがあります。
詳しくは以下の記事にてご紹介していますので参考にしてみてくださいね。自分にあったCBD製品で花粉症を撃退しましょう!