
CBDは大麻草由来の有効成分です。
”大麻”と聞くと真っ先に思い浮かぶのがその違法性。
日本では大麻の所持は法律で禁止されています。
では、CBDオイルなどのCBD製品を使った場合、違法にならないのでしょうか?
このページではCBDオイルに違法性があるのか否かについて、詳しく解説していきます。
Contents
CBDオイルに違法性はないの?

CBDとは大麻草に含まれている成分の一つですが、結論から言うと、CBDオイルは違法ではありません。
大麻取引法にも、以下のように示されています。
大麻取締法(昭和二十三年七月十日法律第百二十四号)
第一章 総則 第一条
出典:大麻取引法
この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。


大麻草の茎と種子には違法性がありません。なぜなら酩酊成分が含まれないからです。
CBDは禁止されていない大麻草の茎の部分で作られた製品であるため、合法というわけなのです。
ハイになるのはTHC(テトラヒドロカンナビノール)が原因



法律で違法とされている大麻草の「葉」と「花・穂」「根」の部分には『THC』という成分が含まれています。このTHCという成分が「幻覚作用」「空間認識のズレ」「記憶障害」「時間感覚の麻痺」を引き起こすと言われています。
つまり、いわゆる「ハイ」になってしまうのはTHCのしわざで、THCを含むこれらを栽培・所持・譲渡すると違法となります。
ちなみに、大麻草の実の部分である「麻の実」は、実は七味唐辛子にも含まれています。
最近では、新宿伊勢丹でCBD配合のチョコレートが販売されたことも話題になっています。
CBDが大麻草の茎などから抽出した成分でできていることから、大麻=違法という方程式に結び付けがちですが、 実際に禁止されているのはTHCを含む葉と花、根などの部分。
大麻草の茎から作ったCBDオイルに関しては日本でも何の問題もなく使用することができるのです。
また現在流通している正規のCBDオイルに関しては、高揚感などを引き起こす成分は一切含まれていません。
そのため、違法性だけではなく、中毒性や精神への影響といった心配も全く無用なのです。
CBDオイル摂取・所持で逮捕されることはない?



世界と日本の法律は異なり、世界的に見ると日本の大麻取締法を違反しているCBD製品は数多くあります。 それらのCBD製品は輸入や購入をした時点で逮捕されてしまいます。
そのため、CBD製品は販売許可がある正規販売店で購入することが肝心です。
CBDオイルは販売許可がある正規輸入代理店や正規輸入販売店で購入しよう!

CBDオイルは、正式に販売許可を得ている正規輸入代理店や正規輸入販売店で購入するのが一番安全です。
現在日本国内で正規販売されているCBDオイルは、THC(マリファナの酩酊成分である違法成分)が含まれていないことを証明する成分分析書に加え、製造工程に問題がないことを証明する写真および文書を厚生労働省に提出する必要があります。
そのため現在国内で正規販売されているCBDオイルについては、こうしたTHCなどの違法成分が混入している恐れのない、安全な製品となっています。
絶対に避けたいのは、「非正規代理店・個人輸入からの購入」です。
たとえ価格が安かったとしても、低品質の製品である可能性もありますし、 何かトラブルがあった場合にあなたを守ってくれる可能性がゼロに近いといえます。
そのため、CBDオイルを購入する際は必要な検査を経て、必要な証明書がしっかりと発行されている、正規代理店から購入するのが最も安心かつ安全な方法です。

でもどうやって判断したらいいんだろう?

CBD製品を購入する際には、これらの項目を満たした正規店で購入しましょうね。
・国の認可を得ている正規代理店や販売店
・成分表でTHCなどの違法成分がないか確認
・独立した第三者機関によるテストが済んでいる
・販売実績がある
以上、CBDの違法性についてご紹介しました。
大麻草由来のCBDは茎から抽出される成分であるため日本においても合法であることが分かりましたね。
CBD製品を使用する際には、信頼できる正規店で購入し、健康的な生活を手に入れましょう。
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