抽出


現在、250種類以上にのぼる医療への有効性が確認されているCBD(カンナビジオール)。日本でも患者が多い認知症に対してはどのような効果を発揮するのでしょうか?このページではCBDがてんかんにもたらす効果をご紹介しています。

Contents

てんかんってどんな病気?種類は?

てんかんとは脳の慢性疾患!

てんかんは“脳の慢性疾患”とも言われており、脳の神経細胞(ニューロン)が、神経へ送る信号に異常が発生する病気の事です。てんかんは慢性化しやすく、発作のように何度も繰り返されるという特徴があります。

 実は…100人に1人がてんかんを患っている

普段はあまり耳にしない“てんかん”という病気ですが、割合としておよそ100人に1人がてんかんを患っていると言われています。大人から子供まで年齢に関わらず発症する病気だと言われています。

てんかんの症状って?

てんかんにも様々な症状が存在しますが、代表的な症状として身体の痙攣・発作があげられます。手足がガクガクと震える全身の痙攣症状が現れるケースが多いですが、短時間の意識障害が起こったり、手足が一瞬だけ反応する発作など、その種類も様々です。

てんかんにも種類がある?

てんかんにも種類があり、大きく分けて「特発性てんかん」と「症候性てんかん」に分けられます。

特発性てんかんって?

「脳に異常がないのにてんかんが起こる」などの原因が不明であるてんかんを、特発性てんかんと呼びます。本人が気が付かないような小さな痙攣から、身体全体が激しく震えるケースなど、発作の種類にも個人差があるとされています。

症候性てんかんって?

腫瘍や脳出血、脳梗塞などの脳疾患が原因となり、生じるてんかんの事を症候性てんかんと言います。症候性てんかんは後天的に発症することが多いとされています。

なぜてんかんになるの?原因って?

では、てんかんが発症する原因とはなんなのでしょうか?てんかんの種類によって、原因に違いがあるそうです。

 特発性てんかんの原因

脳に異常が見当たらないのにてんかんが発症する特発性てんかんは、生まれたときからてんかんを患っている可能性が高いとされています。基本的にてんかんは遺伝しないといわれていますが、これまでの統計をみると親がてんかんを患っていた場合、「てんかんになりやすい傾向」にあるようです。

症候性てんかんの原因

脳の異常によって生じる症候性てんかんは、腫瘍などの脳の器質的な病気が原因となります。事故などで打ち所が悪く脳が傷ついたなど、日常的な事故が要因となり発症するケースが多いようです。

あの偉人もてんかんをわずらっていた!

名画ひまわりで有名!画家のゴッホ

フィンセント・ファン・ゴッホ フェルト帽をかぶった自画像 1887  Paris

名画ひまわり で有名なフィンセント・ファン・ゴッホも、てんかんを患っていたのでは?と憶測が立てられています。自身の耳を切り落とした“耳切り事件”以降、てんかん発作に似た症状がいくつも確認されていたようです。

フランスの国民的!英雄ジャンヌダルク

画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャンヌ・ダルク

神の声を聴いた事がきっかけとなり、フランスを救う英雄となる彼女ですが、一説では総合失調症やてんかん発作での知的障害があったのではと推測されています。合併症により、幻聴が聞こえるケースも多く、今でも有力な説だと言われています。

てんかんの現在の治療法

抗てんかん薬

てんかん治療に主に使われているのは、抗てんかん薬です。大脳の過剰な電気的興奮を抑制する作用をもっており、発作を起こす前に服用する必要性があります。

食事療法

ケトン食療法ともよばれ、主に小児のてんかん患者を対象としています。脂肪が多く炭水化物(糖質)が少ない食事を心がけ、摂取する栄養素の比率を一定に保てるよう綿密に計算された食事療法です。日本では限られた施設のみで実施されていますが、アメリカではメジャーな治療法とだとされています。

ACTH療法(副腎皮質刺激ホルモン療法)

副腎皮質刺激ホルモンを筋肉注射することで、副腎皮質からステロイドホルモンの分泌を促します。発作や脳波を改善させる効果があると言われており、その効果はてんかん発症から早いだけ良いとされています。

外科治療

てんかんは脳の異常な伝達組織によって症状が発生します。異常発生部位を切除することにより、発作を軽減・治療できる可能性が高いとされており、薬物投与などの治療法で改善が見られない場合に選択されることが多いようです。

てんかん治療には副作用やデメリットが多い

副作用

てんかん治療には副作用があると言われています。治療方法によって種類は異なりますが、発作やアレルギーをはじめ、体重増加、食欲低下、体重減少、発汗低下、歯肉増殖などの副作用が出る場合があります。

治療費用が高い

外科手術やACTH療法は一度の費用が高額とされており、手術・入院費を含めて100万円以上だと言われています。さらに、抗てんかん薬などの薬物療法は1錠あたり~80円程と言われていますが、長期的な服用必要な場合ががほとんどのため、長い目でみると治療費用が高いと言えるでしょう。

CBDはてんかんに効果がある?

CBD/カンナビジオールってなに?

CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、アサ科の植物に含まれる植物性カンナビノイドという化学物質の一種です。
カンナビノイドには100を超える種類がありますが、CBDはこの数多くあるカンナビノイド成分の中で、現在最も薬理効果を期待されている非精神活性化合物と言われています。
このCBDを超臨界二酸化炭素法などを用いて産業用大麻(ヘンプ)から安全に抽出し、飲料可能に加工したものがCBDオイルです。

エイドカンナビノイドシステムとは

健康に生きていくために私たちの身体の中には、エンド・カンナビノイド・システムという身体調節機能が備わっています。
エンド・カンナビノイド・システムは食欲、痛み、免疫、感情、運動、発達・老化、神経保護と認知記憶などを司り、細胞間のコミュニケーション活動を支えています。

そのため、エンド・カンナビノイド・システム の働きが乱れると、病気になったり心身に不調が現れます。

CBDはカンナビノイドシステムを正常化させる

CBDは 心身調節機能を司る「エンド・カンナビノイド・システム」を活性化する効果があるとされ、調節機能を正常に保つ効果を持つといわれています。
身体の調節機能そのものに働きかけるため、多種多様な効果をもたらすという訳ですね。

米国ではCBD成分のてんかん薬が認可されている

日本の医療ではCBDで病気を治すという思想はおほとんど広まっておらず、病院などでも治療法として提案されることはありません。ですが、アメリカではCBDを用いたてんかん治療が認められており、CBDの医療効果が評価されています。

てんかん治療に有効だと認可されたのは「エピディオレックス」という薬で、てんかんの中でも最も症状の深刻な「ドラベ症候群」「レノックス・ガストー症候群」の2種類の治療に有効的だと言われています。

新薬開発に大きく貢献したサムという少年

画像:https://wired.jp/special/2017/marijuana-of-hope/

もちろんアメリカでもCBDを治療薬として認可されるまでに、様々な障害がありました。一部地域で医療大麻や嗜好品大麻が認められているアメリカですが、連邦政府は医療目的であれど“大麻”の使用を許可をしていません。臨床試験を行う事が認められておらず、効果がある可能性は十分にあるのに試すことができないという、停滞状態が続いていたそうです。

新薬認可を一歩前進させたのは17歳のトムという少年の活躍があったからなんです。

あらゆる治療を行うも打つ手なし

サムは「欠伸てんかん」と呼ばれる難治性てんかんを患っていました。一般的にみられるてんかん発作の痙攣ではなく、数十秒間全く意識がない状態が続くという、日常生活もままならない程の症状です。

サムは様々なてんかん薬を試しましたが、副作用が強すぎて長期間使用することができないようなものばかりだったそうです。家族は無力さに涙を流すしかありませんでした。

家族は“実験体”として大麻を投与する事を決意…

てんかん症状に7年間も悩まされてきたサムと、その家族。そんなときにサムは“大麻”が医療に効果的かも知れないという事を知ります。どんな治療薬か聞かなかったけれど、大麻の成分ならばサムが助かるかもしれない。一縷の望みをかけて、サムと家族は実験体として てんかんの臨床試験に協力することとなりました。アメリカでは臨床試験が禁止されている為、イギリスまで飛んだそうです。

てんかん治療薬への大きな一歩となった

その後、1日100回以上も起こっていた発作は2年半近くなくなり、これまで不可能だと判断していた学校行事や日常生活を、何不自由なく送れるようになったそうです。
サムは実体験を自らの口から、医師や科学者・規制当局職員へと話し、新薬のてんかん治療への有効性を実証して見せたそうです。

【体験談】CBDでてんかんを治した少女、シャーロットちゃん

カンナ
実際にCBDを用いててんかんを治した少女もいるみたい。
てんかんにカンナビジオールが効果的だと世間に知り渡ったニュースでもあるんだって!

シャーロットちゃんのてんかんの症状

てんかん患者の少女にCBDオイルを投与するという治療が行われ、その治療効果の様子が2013年にアメリカのCNNニュースで放送されました。
トラベ症候群という重度のてんかんに苦しむ3歳の女の子”シャーロットちゃん”は、週に300回以上もてんかん発作を起こしていました。

CBDを摂取したことでてんかん症状が99%改善された

どんな治療も効果がなく、壮絶な毎日を送っていたシャーロットちゃんでしたが、ある医師からCBDによる治療をすすめられ、CBDを摂取してみることにしました。
CBDを摂取した後、シャーロットちゃんの発作は激減し、週300回以上あったてんかん発作が、週1回程にまで減ったのです。

CBDが世界に広まるきっかけとなった

CBDにはまだまだ解明されていない部分が多いものの、てんかん発作の原因となる過剰な脳の活動を、本来の脳の働きへと調整することができるのではないかと考えられています。
シャーロットちゃんの治療結果を受けて、CBDの優れた効果が知れ渡り、CBDオイルは医療業界はもちろん、一般人からも注目されるようになりました。

CBDでのてんかん治療はメリットが多い?

CBDには副作用がない

CBDがてんかんへの特効薬として注目を集めつつある理由として、副作用や依存症の心配がないという事が大きなポイントです。

これまでの研究において、CBDを摂取して体調不良を訴えた被験者はおらず、世間一般的には副作用がないと定義づけられています。下記ページではCBDについて詳しく説明していますので、気になる方は参考にしてみて下さい。

てんかん治療の高額費用がかからない

CBDのオイルタイプであれば3000円~存在している為、てんかんの高額な治療料というデメリットを解消できると考えられます。CBDのタイプや濃度によって値段が異なりますが、長期利用の負担・副作用の不安という面を考えても、てんかん治療にCBDを用いる事はメリットが多いと言えるでしょう。

CBD治療の可能性

医療用大麻が認可されていく時代、日本はどうなるの?

大麻がもたらす医療効果が認められ、医療用大麻の使用を容認する姿勢が広がっています。ですが、日本で“大麻”を用いた治療方法のが認可されるとは到底思えないというのが現実でしょう。そのため、CBDを用いた治療が普及していくのではないかと考えられます。

カンナ
医療用といえども、日本で大麻の使用が許可されるとは到底思えないなぁ。CBDの成分を配合した医療薬とかならありえるかもね~!
ビジョ姉
日本企業の大塚製薬が大麻成分を含む医療権利を持っていたみたいですよ。今はもう権利を返還してしまったようですが…。

大塚製薬は「GWファーマシューティカルズ」の開発した大麻製剤「サティベックス」の米国販売権を2007年に獲得していたようです。「カンナビノイド系がん疼痛治療剤」に効果的な治療薬として、販売を申請していたみたいですね。

THC成分が含まれている為、日本での販売は行われませんでしたが、日本の大手企業もCBDの可能性に着目していたという事は明らかです。CBD配合の治療薬が日本で販売される可能性もありえるのではないでしょうか?

CBDの正しい使い方・種類

CBDには様々な種類が存在します。大きく分けてオイル、カプセル、電子タバコなどが挙げられますが、自身にはどのタイプがあっているのか?正しい使い方はどういうものか?これらをきちんと知る事が大切だと言えます。

CBDの選び方、種類についてまとめていますので良ければ参考にしてみて下さいね。

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